GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

スターツプロシード投資法人から第36期の分配金と資産運用報告が届いたのである

 1月18日、スターツプロシード投資法人(8979)から、第36期(2023年5月から10月)の分配金(4,664円)と資産運用報告が届いたのである。住居特化型リートであるスターツプロシード投資法人の特徴は、ほとんどが賃貸住宅、その3/4が首都圏に集中しているのである。そして、投資法人の名称からも分かるとおり、メインスポンサーはスターツコーポレーションなのである。スターツプロシード投資法人の資産規模は、第35期に107物件、資産規模1,009億円と漸く1,000億円を突破し、第36期は1物件を取得し、資産規模は1,016億円となったものの、58の上場リートのうち50位、1月19日の投資口価格終値時価総額は565億円、こちらも49位とまだまだ小規模なリートのである。そして、NAV倍率(NAV倍率とは、不動産を時価評価した純資産価値に対する投資口価格の割安度を表す指標、株式におけるPBR(株価純資産倍率)に似た指標。NAV倍率が低い程割安と言える。)は0.83で10位とあまり評価されていないのである。

 最近の分配金は、第27期(2018年11月から2019年4月)4,638円、以降4,542円、5,059円、5,488円、4,663円、4,563円、4,718円、5,971円、5,667円、第36期4,664円、次期以降の予想分配金は4,650円、4,650円なのである。第29・30・34・35期は資産の譲渡益があったため分配金が5,000円を超えたが、これを除けば4,500円程度と安定しているのが住宅特化型リートの特長なのである。この安定振りは、第36期の平均稼働率96.8%(前期96.6%、前々期96.1%)からも分かり、実に堅実な投資先なのである。スターツプロシード投資法人の1月19日投資口価格終値は200,200円、第35期と36期の予想分配金は9,300円なので、予想分配金利回りは4.65%、58の上場リートのうち第21位とそれなりの評価なのである。

決算ハイライト(第36期資産運用報告)