2月5日14時、最近購入した芙蓉総合リース(8424)から、2024年3月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高5,205億円(前年同期比2.5%減)、営業利益476億円(同15.2%増)、経常利益546億円(同16.4%増)、純利益398億円(同29.7%増)と、利益面はいずれも第3四半期としては過去最高と好調なのである。好調な要因としては、リース及び割賦のセグメント利益341億円(前年同期比17.9%増)の貢献が大きいが,ファイナンス、その他もいずれもセグメント利益が増加しているのである。利益面が伸びている具体的な理由について、芙蓉総合リースは、「成長ドライバーに位置づけるエネルギー環境や不動産、航空機における取組み拡大が寄与」と説明しているのである。
2024年3月期通期業績予想は、売上高7,000億円(前期比1.6%増)、営業利益570億円(草10.5%増)、経常利益640億円(同7.2%増)、純利益430億円(同10.4%)、1株当たり利益1,434.09円、配当予想390円(配当性向27.2%)と変更はないのである。しかしながら、通期業績予想に対する進捗率を見ると、営業利益83.6%、経常利益85.5%、純利益92.7%といずれも高く、期末に上振れの可能性が十分あるのである。
因みに、芙蓉総合リースの株価は13,400円前後で推移していたが、発表直後前日比630円高(+4.70%)と、好業績を評価して値上りしたのである。