3月11日、FPG(7148)から、「中間配当の実施及び配当予想の修正に関するお知らせ」が発表され、2024年9月期から中間配当を実施すること、これに伴い2024年9月期における配当予想を、中間配当0⇒38.75円、期末配当77.5円⇒38.75円のとおり修正することが発表されたのである。
中間配当を実施する理由について、FPGは、「当社は、株主還元につきましては、持続的な成長と企業価値向上のために必要な内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当を実施することを基本方針とし、連結配当性向50%を目安とした配当を実施することとしております。これまで、剰余金の配当は期末配当の年1回の実施としておりましたが、当社事業の第1の柱であるリースファンド事業と第2の柱である国内不動産ファンド事業の拡大に加え、第3の柱である海外不動産ファンド事業の成長による収益基盤のさらなる強化を実現したことに鑑み、株主の皆様への利益還元の機会を充実させるため、2024年9月期より、剰余金の配当を中間配当と期末配当の年2回の実施とすることといたしました。」と説明しているのである。
要するに、収益基盤が安定し年間を通じて偏りがなく収益を計上できるようになったので、株主還元の一環として中間配当を実施するということなのである。