GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

マックスバリュ東海から2024年2月期通期業績予想の上方修正が発表されたのである

 3月19日、マックスバリュ東海(8198)から、2024年2月期通期業績予想の上方修正が発表されたのである。営業収益3,600億円⇒3,660億円(前期比4.2%増)、営業利益106億円⇒134億円(同30.1%増)、経常利益105億円⇒135億円(同31.3%増)、純利益57億円⇒83億円(同34.5%増)、1株当たり利益179.055円⇒260.63円(前期193.82円)と、利益面はいずれも大きく上方修正されたのである。

 この上方修正の理由について、マックスバリュ東海は「当期は、世界的な政情不安に急激な円安が加わり、エネルギー価格の高騰、食料品や生活関連商品の値上げが続き、お客さまの消費行動がよりシビアになる中で、当社ではデジタル販促の強化やプライベートブランドの訴求強化などによりお客さまの家計負担軽減に注力してきたことに加え、成長カテゴリーであるデリカ商品の拡充や、冷凍食品の品揃え拡大など、お客さまの多様な嗜好にお応えする商品・サービスの提供に向けた取組みを強化してまいりました。これらにより、既存店売上が伸長したことに加え、売上総利益率も改善いたしました。経費面では、セルフレジ導入や働き方改革・業務効率化を進めるとともに、冷凍ケースの入替による電気使用量の削減により電気代が大幅に削減できたことなどにより、営業利益・経常利益が当初予想を上回りました。また、既存店営業利益が改善したことにより、減損損失が削減できたことで、当期純利益についても当初予想数値を上回る結果となりました。」と説明しているのである。 長々と説明しているが、要するに、営業収益の増加は小さいことから、経費面の削減(人件費削減、事務効率化、電気使用量の削減等)が大きく貢献しているのである。

 なお、配当予想については何も触れていないが、配当予想60円に対し、1株当たり利益260.63円なので、配当性向は33.5%⇒23.0%と大きく低下し、2022年2月期の27.1%、2023年2月期の29.4%を下回ることから、ご主人は増配の可能性は十分あると考えているのである。