3月22日、三菱HCキャピタル(8593)の株価は、一時前日比12円高(+%)の1,092円と、2023年9月20日つけた1,088円以来、半年ぶりに上場来最高値更新したのである。
三菱HCキャピタルは、2023年5月15日に発表した2023年3月期決算短信で増収・増益・増配を発表し、併せて2024年3月期通期業績予想でも増益・増配予想を発表した結果、翌16日の株価(終値)は前日比22円高(+2.99%)の757円とじわり上昇し、17日には761円と僅か1円ではあるが、2018年5月10日以来5年振りに上場来最高値を更新したのである。その後も、特に材料も無いにもかかわらず、バリュー株・高配当株ブームに乗ってじわりじわりと上昇、6月、7月、8月と上場来最高値更新し続け、9月20日には1,088円と上場来最高値更新したのである。その後900円台のボックス相場が続いていたが、2024年に入りじわりじわりと上昇していたのは、高配当株ということで新NISA口座での買いが増加したのか、3月末の配当狙いなのかもしれないのである。
なお、3月22日現在、配当利回りは3.40%と低下したものの、PER13.02倍、PBR0.95倍と過熱感はないのである。