1月30日、ヒューリック(3003)から、好調な2024年12月期決算短信が発表されたのである。売上高(営業収益)5,916億円(前期比32.5%増)、営業利益1,633億円(同11.7%増)、経常利益1,543億円(同12.2%増)、純利益1,023億円(同8.1%増)、1株当たり利益134.42円(前期124.36円)、配当54円(同50円)、配当性向40.1%(同40.2%)と、増収・増益・増配なのである。好業績の背景には、前期及び当期に竣工・取得した物件によりオフィス等の不動産賃貸収入が安定的に推移したことに加え、販売用不動産の売上も順調に推移したことが挙げられるのである。因みに、2012年12月期配当(2.5円)は減配となったが、その後6.5円、10.5円、15.5円、17円、21円、25.5円、31.5円、36円、39円、42円、50円、そして2024円12月期54円と、12期連続増配を達成したのである。
2025年12月期通期業績予想は、営業利益1,780億円(前期比8.9%増)、経常利益1,640億円(同6.2%増)、純利益1,080億円(同5.5%増)、1株当たり利益141.81円と増益が見込まれ、配当予想57円(配当性向40.1%)と、13期連続増配が見込まれているのである。なお、売上高(営業収益)の予想を掲載していない理由について、ヒューリックは、「当社は賃貸事業を中心とした安定的な事業構造を有していますが、販売用不動産の売買動向によっては、営業収益(売上高)が大きく変動いたします。この物件売買の成否は経済情勢や不動産市況に大きく影響を受ける状況にあり、現状では予測が困難であるため、営業収益の予想は記載しておりません。予測が可能となった時点で速やかに開示いたします。」と説明しているのである。