今週は、ロシアのウクライナ侵攻、世界的なインフレ懸念、アメリカ市場の下落に影響されたのか、TOPIX(前週比-2.55%)、日経平均株価(前週比-2.38%)とも2週連続下落なのである。
ご主人のポートフォリオは、2月権利落ち日(2月25日)も重なり、時価総額1.83億円、前週比-0.70%と2週連続マイナスではあるが、TOPIX、日経平均株価ほどは下落しなかったのはベネフィット・ワンが久々に反発したからなのである。また、株式市場が大きく下落したタイミングで、ご主人は高配当で有名なソフトバンクを追加購入した結果、今年の配当見込みは490万円(前週比+5万円)と、目標の500万円に一段と近づいたのである。
今週の主なプラス要因は、フジ(8278)(2月18日のマックスバリュ西日本の株価との比較)+38.05%、ベネフィット・ワン(2412)+9.97%、トーメンデバイス(2737)+1.92%、稲畑産業+1.27%、日本モーゲージサービス(7192)+1.27%なのである。主なマイナス要因は、マックスバリュ東海(8198)-9.50%、トリドールホールディングス(3397)-7.93%、みずほリース(8425)-6.29%、AFC-HDアムスライフ(2927)-6.20%、オリックス(8591)-6.18%、ぴあ(4337)-5.74%なのである。
今週のトピックスは、2月25日が2月の権利落ち日ということで2月期決算銘柄が大きく下落したなか、稲畑産業が3週連続上場来最高値更新、上場廃止のマックスバリュ西日本が2週連続年初来高値更新、そして、3月1日にマックスバリュ西日本と経営統合する四国最大のチェーンストアであるフジが権利落ち日に年初来高値更新するというサプライズが起きたのである。
2月期決算のマックスバリュ東海、イオン北海道、AFC-HDアムスライフ、クリエイト・レストランツ・ホールディングス、SFPホールディングス、イオン、イオンモール、タカラレーベン不動産投資法人などが大きく下落したほか、ロシアのウクライナ侵攻を受け他の銘柄も軒並み下落したのである。そんな中で、マックスバリュ西日本と経営統合するフジは権利落ち日に年初来高値更新3,035円というサプライズ。その理由は、マックスバリュ西日本(東証2部)が、時価総額でフジ(東証1部)より少し大きいということで、TOPIXをベンチマークとしている投資信託から、マックスバリュ西日本との統合に伴いフジの比重を上げるための買いが発生したのではと、ご主人は推測しているのである。また、フジとの統合・上場廃止を控えたマックスバリュ西日本(8287)は、2月末の配当と株主優待の権利取り狙い、そしてフジの連れ高で、先週2月18日から取引最終日の24日(2,780円)まで4営業日連続年初来高値更新して有終の美を飾ったのである。稲畑産業(8098)は、2月7日14時、2022年3月期通期業績予想の上方修正と増配の発表をきっかけに、2月7日~9日、2月14日~16日と上場来最高値更新、今週も2月21日、22日上場来高値更新、これで3週連続上場来最高値更新なのである。