王将フードサービス(9936)が運営する餃子の王将では、1月16日から「2023年版ぎょうざ倶楽部 お客様感謝キャンペーン」が始まったのである。各種割引処理後の会計金額(税込)500円毎にスタンプを1個押印、スタンプの数に応じて賞品と交換できるのである。スタンプ押印期間は2023年1月16日(月)〜2021年6月11日(日)、賞品の交換期限は2021年6月18日(日)までなのである。集まったスタンプの数に応じて、以下のように賞品と交換できるのである。
5個 100円割引券1枚
10個 餃子1人前無料券1枚、100円割引券2枚
25個 ぎょうざ倶楽部会員カード、餃子1人前無料券1枚、100円割引券3枚
そして、5月16日(火)から31日(水)までの期間限定で、スタンプ2倍押しキャンペーンを実施しているのである。ということで、2023年版ぎょうざ倶楽部 お客様感謝キャンペーン終了まで4週間を切ってしまったので、最後の追い込みということで、主人は早速昨日の昼ご飯に餃子の王将に出かけたのである。
最後に、5月15日に発表された2023年3月期決算短信によれば、売上高930億円(前期比9.7%増)、営業利益79億円(同14.7%増)、経常利益91億円(同29.8%減)、純利益62億円(同29.5%減)、1株当たり利益330.50円(前期469.01円)、配当135円(前期120円)、配当性向40.8%(前期25.6%)と、売上高、営業利益はコロナ禍前の2020年3月期を超えたのである。時短協力金等の減少(57億円⇒9億円)のため、経常利益、純利益が前期比マイナスとなっているが、時短協力金等を除けばこちらもコロナ禍前の2020年3月期とほぼ同程度、漸くコロナ禍前まで回復したのである。その背景には、原材料費の高騰という逆風に対し、いち早くテイクアウト、デリバリーへの対応、効率的シフト編制、各種販促キャンペーン実施、主要メニュー等のレシピと調理方法の改良・改善を行った上2回の価格改定を実施した点などがあるのである。
2024年3月期通期業績予想は、売上高983億円(前期比5.7%増)、営業利益81億円(前期比2.3%増)、経常利益83億円(前期比8.2%減)、純利益53億円(前期比13.3%減)、1株当たり利益286.54円、配当予想135円(配当性向47.1%)が見込まれているのである。経常利益と純利益が大幅減益に見えるが、時短協力金等9億円が無くなるためであり、漸く平常化を意味するのである。