5月31日、携帯ショップを全国展開するティーガイア(3738)から、「株主優待に係るご案内」と定時株主総会招集通知が届いたのである。ティーガイアの株主優待は、次のとおり3月・9月末、保有株数と保有期間に応じて、QUOカードまたはQUOカードPay 1,000円~3,000円分なのである。因みに、QUOカードの運営会社はティーガイアの連結子会社なのである。
2024年3月期第2四半期から、新たにQUOカードまたはQUOカードPayが選択できるようになったということで、「株主優待に係るご案内」が届いたのである。案内よれば、QUOカードPayを希望する株主は、6月17日までに、ネットで手続きをするだけで、即時にQUOカードPayが入手できるのである。QUOカードPayは即時に入手・使用できるメリットがあるが、デメリットとしては有効期限が発行から3年と限られているのである。QUOカードを希望する株主は手続きが不要で(何もしない)、8月上旬頃QUOカードが郵送されるのである。QUOカードのメリットは有効期限が無いことが挙げられるが、デメリットは従来6月末に配当とともに送付されてきたQUOカードが1ヶ月以上遅れることなのである。
そして、ティーガイアの株主名簿管理人が三井住友信託銀行証券代行部から、「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」での議決権行使の後に、アンケートにご協力いただいた株主様の中から、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈します。」というプレゼント企画の案内もあるのである。アンケート内容は、株主の属性、ティーガイアに対する期待、株式の保有年数・今後の投資検討などである。抽選結果は株主総会開催月(6月)の翌々月末頃、つまり8月末頃に結果が判明するのである。因みに、2024年はこれで合計17回のスマート行使なのである。17回のスマート行使で1回でも当たる確率=1-(17回すべてハズレの確率)=1-0.99¹⁷=1-0.8429=0.1571、つまり15.71%の確率なのである。