GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人から分配金の入金があったのである

 ケネディクス・レジデンシャル・ネクス投資法人証券コード3278)は、住居(賃貸住宅)とヘルスケア施設(介護施設)メインとする複合型のリートなのである。歴史的には住居型リートであったケネディクス・レジデンシャル投資法人とヘルスケア施設型のジャパン・シニアリビング投資法人2018年3月に合併してできた投資法人なのである。

 4月12日、ケネディクス・レジデンシャル・ネクス投資法人から、2021年1月期の分配金4,066円/口が入金されたのである。2つのリートが合併した2018年3月以降の分配金の推移を見ると、

  2018年7月 4,026円 2019年1月 4,039円 2019年7月 4,063円

  2020年1月 4,064円 2020年7月 4,065円 2021年1月 4,066円 

と、コロナ禍においても稼働率は高く極めて安定しているのである。いわゆる端境期である1月/7月決算期のリートであること、住居型、ヘルスケア施設型は景気変動を受けにくく安定して稼働しているところを、ご主人は非常にありがたいと思っているのである。そして、今期以降の分配金予想も、2021年7月期4,100円、2022年1月期4,101円と安定しているのである。

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第18期資産運用報告 ハイライト

 

 リートの投資口価格が全体的に上昇していること、そしてケネディクス・レジデンシャル・ネクス投資法人の安定性も評価されたのかもしれないが、4月13日の投資口価格は212,500円と過去最高値(218,000円)に迫っているのである。因みに、2021年7月期及び2022年1月期の分配金予想は8,201円なので利回りは3.86%とだいぶ低下しているのである。

 ケネディクス・レジデンシャル・ネクス投資法人は投資主優待を実施しており、1口以上の保有者に対し、保有しているヘルスケア施設が実施している、無料日帰り施設見学、無料体験入居のほか、施設利用料などの割引を実施しているのである。

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投資主優待の概要(第18期資産運用報告より)

 

マックスバリュ西日本から好業績の2021年2月期決算短信が発表されたのである

 4月9日、マックスバリュ西日本証券コード8287)から、好業績の2021年2月期決算短信が発表されたのである。営業収益5,632億円(同3.7%増)、営業利益85億円(同212.7%増)、経常利益88億円(同180.0%増)、純利益は39億円(前期53億円の純損失)、配当は普通配当38円、記念配当2円、計40円(前期38円)と2円増配となったのである。好業績についてマックスバリュ西日本は、「外食を控え家庭内で調理をする「内食」需要が増加しています。当期は野菜、鮮魚、畜肉といった生鮮食料品をはじめ、冷凍食品やインスタント食品など簡便調理商品の販売点数が伸長いたしました。」と説明しているのである。

 2022年2月期業績予想は、営業収益5,500億円(前期比2.3%減)、営業利益60億円(同30.0%減)、経常利益61億円(同31.3%減)、純利益35億円(同11.4%減)と慎重な予想なのであるが、配当予想は40円(前期と同額)と頑張っているのである。

イオンから大赤字の2021年2月期決算短信が発表されたのである

 4月9日、イオン(証券コード8267)から、710億円の純損失となった2021年2月期決算短信が発表されたのである。営業収益が8兆6,039 億円(前期比0.0%減)、営業利益 1,505 億 円(同 30.1%減)、経常利益 1,388 億円(同32.6%減)、純損失710億(前期純利益268億円)と大苦戦しているのであるが、さすが財務体力があり配当は予想どおり18円、第2四半期18円と合わせ年間36円なのである。大きな損失の理由についてイオンは、「新型コロナウイルスの感染拡大に伴う店舗の一時休業や営業時間短縮、重要な事業パートナーであるテナント専門店企業に対する賃料減免、経営効率改善のための在庫削減等、一過性或いは今後の収益性改善に資する施策によるもの」と説明しているのである。

 2022年2月期業績予想についてイオンは、「さらなる収益性改善を進め、コロナ前の 2020 年2月期の水準にV字回復する見通し。今後の感染状況とそれに伴う展開各国の規制・施策の変動可能性を考慮し、営業利益以下につきましては幅を持った予想としています。」と説明しているとおり、営業収益8兆6200億円(前期比0.2%増)、営業利益200,0億円~ 220,0億円(同32.8%~46.1%増)、経常利益1900億円~ 2100億円(同36.9%~51.3%増)、純利益200億円~300億円となっているのである。配当予想は年間36円と前期と同額を維持しているのである。

むさしの森珈琲が4月からポイントカードを導入したのである

 ご主人と奥様は、昨日の昼後飯にすかいらーくホールディングス(証券コード3197)が運営するむさしの森珈琲に出かけたのである。今は期間限定メニューもなく、メニューも変わっていないようであるが、ポイントカードを4月から導入したのは新しい動きなのである。ご主人は、アプリ全盛の時代にアナログなポイントカードであるので少々違和感を覚えるのであるが、藍屋でもダイレクトメール会員(2020年9月27日参照)の募集を行っているのと、専らお知らせや割引クーポンの配信などを行っているすかいらーくホールディングスのアプリと明確に棲み分けをしているのではないかと思っているのである。

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    ポイントカード表面(左)と裏面(右)

 ポイントカードは、1人1枚の利用、来店の都度捺印、有効期限1年で10ポイントためると、税込み660円以下のドリンクが1杯無料になるのである。無料にならないドリンクは、フルーツwithアイスコーヒー・紅茶、ピタヤMIXスムージー、キャラメルポップコーンフローズンラテなど僅かで、高額なエチオピアモカ638円、カフェモカ539円、ホットショコラ583円、いちごバナナスムージー583円、ポップコーンキャラメルラテ638円など、多くのドリンクがカバーされているのである。

 ご主人は、2人で年間10回もむさしの森珈琲でパンケーキを食べたら、株主優待カードを使い切ってしまうのではと思い、時には珈琲(税込み462円)のみで利用しなければとケチ臭いことを考えているのである。

マックスバリュ東海から好業績の2021年2月期決算短信が発表されたのである

 4月9日、マックスバリュ東海証券コード8198)から好業績の2021年2月期決算短信が発表されたのである。営業収益3,559億円(前期比31.1%増)、営業利益117億円(同64.0%増)、経常利益117億円(同68.8%増)、純利益53億円(同80.5%増)と、コロナ禍、外食の減少、内食の増加の恩恵により好業績となったのであるが、単純に前期と比較はできないのである。それは、増加要因(2019年9月1日付けでマックスバリュ中部株式会社と経営統合)と、減少要因(2019年7月1日付けでディスカウント業態35店舗を分割しイオンビッグ株式会社が分割承継)のためなのである。そこで、1株当たりの利益で見ると、146.07円と前期の108.61円から大きく増加し、配当は50円(前期47円)と3円増配できているので、好業績と言えるのである。

 2022年2月期業績予想は、営業収益3,460億円(前期比2.8%減)、営業利益96億円(同18.1%減)、経常利益94億円(同20.0%減)、純利益42.5億円(同19.9%減)、配当予想50円(前期と同額)と慎重なのである。その理由をマックスバリュ東海は、「新型コロナウイルス感染拡大による経済及び生活面への長期的な影響が依然として懸念され、企業収益や雇用環境の悪化に伴う消費マインドの低迷など、楽観できない状況が続くものと思われます」と、説明しているのである。

USEN-NEXT HOLDINGSから2021年8月期通期連結業績予想の上方修正が発表されたのである

 4月8日、USEN-NEXT HOLDINGS(証券コード9418)は、2021年8月期第2四半期決算短信と2021年8月期通期連結業績予想数値の上方修正を発表したのである。

 第2四半期は、売上高は1,012億円(前年同期比6.2%増)とそれほど伸びていないが、営業利益80億円(同35.0%増)、経常利益76億円(同49.5%増)、純利益43億円(同80.0%増)と利益が大幅に増加しているのである。同時に2021年8月期通期連結業績予想の修正も発表され、売上高2,040億円(前期比5.6%増)、営業利益155億円(同42.4%増)、経常利益145億円(同43.7%増)、純利益75億円(52.8%増)といずれも上方修正され、第2四半期の勢いは低下するものの利益が大幅に増加する見通しなのである。

 これを3月10日の日経新聞朝刊の記事「USEN-NEXT HOLDINGSの2021年8月期の連結営業利益は、前期比3割増の145億円強になりそうだ。昨年10月に示した会社計画の110億円を30億円強上回り、5期連続の最高益を更新する見通し。巣ごもり需要の高まりで、動画配信サービスが伸びる。主力の飲食店など向けの店舗サービスでは、人件費や業務委託費などのコストの抑制が増益要因となる。売上高は6%増の2050億円程度と、5%増の2020億円の計画を上回る見込み。」と比較すると、営業利益と売上高いずれも10億円の差というものが、少々意味深長なのである。

 いずれにしても、業績予想が上方修正されたことは慶事であり、配当予想は8.5円と据え置かれたが、ご主人は増配も期待できると思っているのである。

 最後に、この発表後受けて4月9日のUSEN-NEXT HOLDINGSの株価終値は2,452円、前日比242円(10.95%)上昇、値上率は全銘柄中10位と大きく反応しているのである。

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスから2021年2月期決算短信が発表されたのである

 4月8日、マックスバリュ関東マルエツ、カスミを運営するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(証券コード3222)から、2021年2月決算短信が発表されたのである。営業収益7,338億円(前期比6.1%増)と小幅な増加であるが、営業利益191億円(同104.4%増)、経常収益194億円(101.9%増)、純利益88億円(同440.5%増)といずれも前期比で大きく増加しているのである。このような好調な決算を受け、2021年3月期期末配当は、1月12日発表のとおり特別配当として2円増配され計10円となり、第2四半期の8円と合わせて18円となったのである。

 2022年2月期の業績予想は、営業収益7,270億円(前期比0.9%減)、営業利益130億円(同32.0%減)、経常利益132億円(同32.1%減)、純利益45億円(同49.1%減)、配当16円(前期は特別配当2円を含む18円)と、コロナ禍収束の見通しが立たない状況であることから保守的な業績予想になっているようなのだ。