ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人(証券コード3278)は、1月/7月決算期の住居(賃貸住宅)とヘルスケア施設(介護施設)メインとする複合型のリートなのである。歴史的には住居型リートであったケネディクス・レジデンシャル投資法人とヘルスケア施設型のジャパン・シニアリビング投資法人2018年3月に合併してできた投資法人なのである。
2月15日、ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人から、運用状況、分配金の予想の修正などが公表されたのである。今回の公表内容は、新投資口の発行及び投資口の売出し、並びに資産の取得に伴うものなのである。2021年1月期(第18期)の運用状況の予想の修正は僅かな修正で分配金の予想は4,066円であるが、2021年7月期(第19期)の運用状況及び分配金の予想の修正は分配金が4,100円(前回発表比6.3%増)と上方に修正されたのである。そして新たに2022年1月期(第20期)の運用状況及び分配金の予想が公表され、分配金の予想は4,101円と引き続き安定した分配金を予想しているのである。2月24日の投資口価格は201,100円、2021年の分配金の予想は8,166円なので利回りは4.06%、ご主人は上場1年後頃118,000円(投資口分割をしているので正確にはこの2倍)で購入しているので6.92%と高い利回りなのである。なんと言っても割安なときに購入するに限るのである。
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人は投資主優待を実施しており、1口以上の保有者に対し、保有しているヘルスケア施設が実施している、無料日帰り施設見学、無料体験入居のほか、施設利用料などの割引を実施しているのである。近い将来、ヘルスケア施設の入所を考えている人や、親の入所を考えている人には利用価値がある投資主優待なのである。