GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

イオンから2023年2月期決算短信が発表されたのである

 4月12日、イオン(8267)から、2023年2月期決算短信が発表されたのである。営業収益は過去最高の9兆1,168 億円(前期比4.6%増)、営業利益2,097億円(同20.3%増)、経常利益2,036 億円(同21.9%増)、純利益213億円(同228.7%増)、1株当たり利益25.11円(前期7.69円)と利益面も大幅な増加なのであるが、1株当たり利益25.11円は配当36円(前期36円)を下回っており、まだまだ復活途上なのである。前期、総合スーパーマーケット事業は営業損失21億円と足を引っ張っていたが、今期は営業収益3兆2,690億42百万円(対前期比99.3%)、営業利益140億97百 万円(前期より161億30百万円の増益)と、大きく改善したのが増収・増益に貢献しているのである。

 2024年2月期業績予想は、営業収益9兆4,000億円(前期比3.1%増)、営業利益2,200億円(同4.9%増)、経常利益2,100億円(同3.1%増)と、いずれも過去最高を見込んでおり、純利益は250億円(同16.9%増)とコロナ禍前に迫ると予想しているのであるが、1株当たり利益は29.25円と配当予想36円を依然下回っているのである。やはり、光熱費(+300億円)と人件費(+500億円)の増加見込みが負担になりそうなのである。